バスツアーで富良野を出た私たちはそのまま北上し、美瑛にあるという「青い池」に向かった。
バスガイドさん曰く、この「青い池」は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものなのだそう。
近くの湧き水に含まれる水酸化アルミニウムと、美瑛川の水と混ざることによってコロイドが生育され、太陽光と反射して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われているのだそう。(ちょっとウィキりました)
1990年代に日本人の写真家によって公開されたこの池の写真は、2010年代にApple社の壁紙の写真に採用されたことによって世界的に有名になったのだそう。
それでもつい最近までは駐車場もなく、池の周りも舗装されていなかったんだそう。
それが今は大型ツアーバスが毎日何台もくるような観光スポットに。
私たちが着いた時もすでにバスや乗用車が沢山駐車場に止まっていて、多くの観光客と一緒にゾロゾロ歩いて行くことに。
しかもここまで何とか保ってた天気も、ここにきてポツポツと振り出す始末。
そんな中で見た青い池。
確かにブルー、というかグリーン。
その日の天気や気候や時間帯によって見える青は違うのだとバスガイドさんは言ってました。
この日は残念ながら曇天の白い雲が水面に反射してましたね。
これ、晴天の青い空だったらもの凄くきれいだったんだろうなーと少し残念な気分に。
でも確かに正面から見ると枯れた木が更に幻想的な雰囲気を出していました。
初めてこの池を目にした写真家の人は感動したんだろうな。
こんなザワザワ人が沢山いるような状況ではなくて。
シンとした
青い池を。
近くに白金温泉という温泉もあるらしいので、次回は是非泊りでゆっくり来たいなと思いつつ青い池を出発。
その後は美瑛のパッチワークの丘をドライブしました。
バスガイドさんは当たり前だけど本当に詳しくて、
「あそこの木は○○のCMに使われて」
など、色々と説明してくれました。
バスからの景色でしたが、私的にはこのパッチワークの丘の景色が
ラベンダー畑よりも青い池よりも一番好きでした。
車窓から流れる田園風景は、以前行ったフランスの田舎風景のようでした。
ここも絶対にまた来たい場所でした。
そんな感じで美瑛を出たバスは、旭川から高速道路を南下して札幌へ。
今回のバスツアーで思いました。
「これは自分でレンタカーして余裕で運転していける」って。
やっぱり日帰りツアーだとバタバタしてるし、ゆっくり見れない。
来年、両親連れてレンタカーで富良野と美瑛と泊まりながら旅しよう。
これは絶対に決めた!
あの景色を両親にも見せてあげたい。
それに2回目だから、今回の失敗した選択肢を繰り返さないで良い!
やっぱり復習は大切よね!