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ファッション好きなりのミニマル生活を目指して

1万時間の法則 ~ 一流になるためには向き合うという事

皆さんは「10,000時間の法則」って知っていますか?

1万時間の法則とは、ある分野のエキスパートになるには1万時間の練習・努力・勉強が必要だという理論です。 1万時間の努力がなければ一流にはなれないとする理論です。 イギリス出身の元新聞記者・マルコム・グラッドウェル氏が広めて一躍有名になりました。

1万時間が何日に相当するかというと、平日と休日を合わせた1日の平均練習時間を3時間と仮定して計算すれば、10000÷3=3333.333…で、およそ10年間だそうです。

もし仕事だとして換算したら、平日1日7時間と仮定して計算すると、約5年半勤務して1万時間ということでしょうか。

私の前職はアパレル会社で、若い時の留学経験から、主に海外ブランドの輸入業務を担当していました。

当時は本当に忙しくて、呑気な海外の人たちと、実直な日本人の自分たちの仕事に対するテンションや精度の違いに翻弄されまくりました。

商品の納期が大幅に遅れて取引先から叱責されるのなんて毎シーズンで、デザインが異なっていたり、飛行機事故でサンプルが燃えてしまったり、常にトラブルとストレスにまみれていました。

営業の女の子がうつ病になって仕事に来なくなってしまったり、よく自分は大丈夫だったなと、逆に逃げられない自分が恨めしかった。

毎日残業漬けで週末も取引先からの電話応対やらで、、、ブランド側の担当のコ(外国人)からは確実に私は「ワーカホリック(仕事中毒)」と思われていたことでしょう。

でもそれだけ輸入卸という業務に必死に向き合ってきました。

そんな私が必死で向き合ってきた作業:輸入や買い付け、仕入れ価格から販売価格、輸入コスト、粗利の計算、為替変動の読み、納品と発送作業、通関書類作業、ネットショップへの登録や出品作業など、それが今の自分の副業に大きく役立っています(今の方が10倍楽だけど)。

留学から帰国した時に受けたTOEIC740点ほどだったのに、アパレルの仕事を辞めた時に受けたTOEIC890点まで伸びていました。

これらの業務こそ自分がエキスパートになった分野だと思います。

自分が「売れる」と思って仕入れた商品が売れたり、お客様からお礼のメッセージをもらえたりした時は、今でもとても嬉しいですし日々達成感を味わうことができます。

逆に、人をまとめたり引っ張ったり、横暴な取引先からの要求に応えるような業務は本当に苦手で嫌だったので、そういった業務は例え10年近くやっていてもエキスパートではないですし、今後も避けて通りたいです。

もうブラック企業のような会社で仕事漬けで働く気はさらさらないですが、それでも自分が好きで夢中になれる事にこれからも集中してスキルを磨いていきたいと思っています。

そういえば、アパレル時代に仕事でブログも書いていたんです。

忙しかったので週一更新でしたが、ちゃんとファッションと音楽と文化に特化した事が書きたくて、1週間かけて空いた時間や残業して色々調べてました。

忙しい中大変でしたが、楽しかったんですね。

なので、今毎日このブログ書いているのも楽しいです。(もっと書き方勉強しないとだけど💦)

以下は、私がアパレル時代に読んでおきたかったなーと思った本です(^▽^;)