今朝の朝食は簡単にトーストに胡瓜とゆで卵とマヨネーズを乗せて食べたのだけど、
なんとしょっぱい味しかしなかった。
マヨネーズの味が変なのかと思って、
「あ、これがコロナの味覚障害だ」
って気づいた。
アイスコーヒーも、冷たくてスッキリしてて美味しいのだけど、いつもの苦みがない。
でもまあ、日に日に回復してきています。
のどの痛みも治まってきたし。
ただ身体が弱ってて人とも会わない状態だと、ネガティブ思考に陥りやすいみたい。
先週、上司がコロナになったので、濃厚接触者になった私は予約していた美容院をキャンセルしました。
その話を上司にLINEで伝えると、
「あなたは大丈夫でしょ?」
って言われたんですよね。
「えっ、なにその判断基準」
て思ったわけですよ。
自分(上司)は熱出した途端に大騒ぎして次の日の仕事全部私に押し付けて帰ったくせに、
濃厚接触者となった私はなぜ大丈夫って思うんだろう?
美容院の人からしたら冗談じゃないですよね。
実際、美容院は予約していた日の朝にキャンセルしたんだけど、その日の午後から私は熱出したからね。
本当にキャンセルして良かったと思ったわ。
でも、そんな上司の一言がいちいち引っかかってしまって、
「私(上司)は大変だけど、あなたは違う」って言いたいのかとか思ってしまう。
まあ、本人もコロナでそれどころじゃなかったんだと思いたいけど、そういう時に本性出るよねって思ってしまう。
私も上司がコロナかもしれないって言って、私に仕事全部押し付けて帰った時、
上司への心配より仕事押し付けられたムカつきが勝ってしまった。
それも私の本性。
お互い様か(苦笑)
友人は自分の鏡っていうけど、本当にそうなんだな。
では、どうしたら良いのか?
上司の事を心から尊敬して慕えば相手も良くなるのか?
絶対ならないと思うし、心から尊敬なんてできないよね。
嫌だな、って思うことは「心が反応している」からなのだそうです。
心無い相手の態度にイラっとする。
これは怒りを生む反応なのだそう。
だとすれば解決方法は「ムダな反応をしない」こと。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超 合理的な 考え方』(著:草薙龍瞬)によると、
嫌なことをされても「相手を判断しないこと」だそうです。
相手の事を「嫌な人」と判断してしまうと、そこから自分自身の承認欲につながってしまうらしい。
相手に「ダメだし」したり、「こんなこと言われた」と言ったりすることで、
「自分は正しい」と確認したり相手への優越感を覚えたりするそうです。
人間にとって一番大切なのは、「心に苦悩を溜めない」ことで、苦悩(という反応)によって
どんな幸福感も台無しになってしまうのだそうです。
あとは「過去をひきずらない」。
いつまでも過去の嫌なことを覚えていることは、仏教的には「記憶に反応している」状態なのだそう。
過去を思い出して「記憶」に反応して、新しい怒りを生んでいる
それがいつまでも怒りが消えない本当の理由なのだそう(まさに私やー)
もしイヤな記憶がよみがえっても、その記憶への「自分の反応」を見る。
「これはただの記憶」「反応している自分がいる(相手は関係ない)」と冷静に理解して感情を静めるよう心がけよう。
前にこの本は読んでたのだけど、すっかり内容は忘れてしまってました。
今改めて目次から今の自分に必要そうなところだけ読むと、とても気持ちにしっくりくる。
向き合うのは相手ではなく、自分の心だったんだな。
流石ブッタ。奥が深いよ。
嫌な気持ちになっている人に是非読んでもらいたい一冊です。