気づけば二カ月近くも更新していませんでした。
大体週末に更新していたのですが、7月の週末に副業作業が重なったこともあって更新が途切れたところから。。。
気づけば夏も終わりですね。
まだ30℃超えの日が続いていますが、ここ数日はエアコンは勿論の事、ダイソンの扇風機も必要がないくらいに涼しいです。
私が転職して今年から勤務している会社は、いわゆる子供を除いて知らない日本人はいないのではないかというくらい名の知れた大手の会社です。
こんな大手の会社に勤務することは初めてなのですが、働き始めてつくづく実感したことは
ホワイト企業だなー
ってことです。
当たり前だけど、サービス残業なんて勿論ないですし、毎年5日間の連続した休みが誰でも取れる(否、取ることが必須)だし、
コンプライアンス推進部があって、上司に相談できないようなこともコンプラ推進部に相談できるようになっているし
過去に勤務した中小企業で、社長(上司・男)のお気に入りの女子が実力とは関係なしに優遇されるようなことなんて絶対に、ない!(苦笑)
世間に認知されている大会社だからこそ、会社のイメージを損なうような不誠実なことには極力敏感で対処しているのでしょうね。
昨今、世界における日本の女性管理職(政治家も含めて)の少なさが先進国で著しく低いことが取りざたされていますが、
うちの会社の私がいる事業部においては、女性の管理職がとても多いです。
先日もうちの課にいた30代であろう女性社員(明らかに他の社員より仕事ができた)が、他の課の課長に昇進・移動となってました。
上が抜けない限り、管理職につけない中小企業とは違って、実力ある人(女性)をちゃんと昇進させられる大企業の余裕をまじまじと感じた一瞬でした。
ただね、、、
その少し前にうちの課に赴任してきた新課長(男性)がいるのですが、この人、
全然仕事ができないんですよね。
年齢は50代で、典型的なPC使いこなせていないIT弱者のオジサンなんです。
話し方は柔らかいけど、実際は短気そうだし、話も無駄に長いし、しかも休んでばかり。。。
他の女性社員の人たちの方がよっぽど仕事できるわって感じ。
こういう「仕事できないけど勤続年数だけは長いから中間管理職になってるおじさん」が存在することも事実。
下手に首を切れない、上場企業の「影」の部分を垣間見た気分になりました。
別に首切れとも思わないけど、今更向上心もなさそうで仕事してます風で実際はほとんどしていない、
今や会社のお荷物となっているオジサン社員が、自分たちの上司でそれなりに良いお給料もらってるっていうのが納得いかない。
GAFAを始めとする海外企業だったら、とっくに首切られているよね。
私はこの大会社の社員などではもちろんなくて、アラフィフで年齢的に転職が厳しい私は派遣でこの会社に勤めている。
それでも他の同じ職種の企業の中では今働いている会社の時給が一番良くて、でも雇用が不安定な状況であるからこそ、毎日頑張って仕事をこなしている。
その頑張りを上司(女性)にも認めてもらって、他の同期の派遣社員よりも多くの仕事をまかせてもらっている。
だけど他の同期の派遣社員で、あきらかにやる気のない人や、仕事も満足にできないのに文句ばかり言ってる人や
休んでばかりの人もいたりして、そんな人たちと同じお給料なんだーと最近思ってしまうんだ。
ブラック企業で働いてきた自分と、パート勤務気分できている主婦との違いなのかな。。。
そんな日本の雇用問題は、まだまだ欧米からは後れを取っているんだなー。
そんなモヤモヤした気持ちになることここ数日。。。
でも転職するにしても、ここより良い環境(ホワイト)の会社はなかなかないだろうし、下手に給料が良くても社長がワンマンな中小企業にまた勤めるよりはずっと良いんだよね。
そうやって考えると、今より収入を上げるのであればやっぱり副業するのが良いと思うんですよね。
既に前職の業務を引き継いだ「副業」を一つしているけど、できることならもう一つくらい収入減を持ちたいところ。
先日、橘玲さんの名著
を読みました。
流石にKindle unlimitedにはなかったので、購入しましたよ。
まあ、延々と日本の税制についてや、その歪や経済の歴史的な話が続いてて、最後の方になってようやくタイトル回収をしてる感じでした。
この本は元々20年ほど前に初版が出ていて、この度改訂版として2017年に新版が出たものなのですが
既に6年経っている今読むと、コロナ前の情報だし、やはり少し古いなという感想でした。
今はYouTubeで両学長を始めとした有識者の方々が、もっと分かりやすくはっきりとした説明をしてくれているので、
そういった意味で言えば、この本を今読んでもの凄い知識を得るといった感じではないですが、
それでもやはり主張は皆同じで
今よりお金持ちになるには起業するか、副業して個人事業主になること
なのだということが分かります。
これは、私がブラック企業だったアパレル会社を辞めて、前職に就いた時から並行輸入の副業を始めた事で
確定申告を自分で行い、経費や納税のしくみを自分なりに学んできた事に対する復習というか、補足情報を得られたという意味では
読んで良かったと思えるところです。
やはり日本企業の欧米化を待つよりも、居心地の良い(が決して平等ではない)ホワイト企業でストレス少なめに働きながら
外部の副業で更なる収入を得て積み立て投資に回していくのが私的には一番合っている気がしました。